病気の人に言ってはいけない3つのNGワード

軽度のものから命を懸けて戦わなくてはならないほどの重度の病気。ここでは重度の病気の人に言ってはいけないNGワードを3つお伝えいたいします。心配のあまり無意識に配慮に欠けたNGワードを闘病生活の人に投げかけてはいませんか?では具体的にみていきましょう。

・「頑張ってね」

 よくうつ病患者にもタブーとされている台詞の一つです。本人の努力次第ではどうにも出来ないのが病気です。安易に頑張ってねと励ましてしまうことで「私はまだ頑張れてないんだ」「これ以上何を頑張ればいいの?」と病人にプレッシャーと絶望を与えかねません。口癖になっている人は病人の前だけこのフレーズを言うのはやめましょう。

・「絶対、大丈夫だからね」

 医学的根拠のない励ましのフレーズはNGです。根性論や精神論で病人の精神的な重圧を緩和することは避けましょう。相手は「なんでそんなこと言えるの?言い切れるの?」と悲しくなります。気をつけましょう。 

・「原因はなんなの?」

 例え純粋に知りたいと思っていても本人に直接聞くのはやめましょう。何を相手が「責めているように感じるか」分かりません。原因は何か?と聞くことで「どうして今まで気づかなかったの?」と

フレーズが脳内変換される可能性があります。これと同じで「どんな検査をしたのか?」「今までに兆候はあったのか?」という質問もNGです。病状についての原因と検査の質問は基本NGです。どうしても知りたい場合は家に帰って自分で検索して調べましょう。

 いかがでしたか?肉体的に病魔に蝕まれているとき人は精神的にもかなり辛い状態にあります。元気づける言葉を言おうとして返って精神的に追い込んでしまう可能性は十分にあります。実は「励ますことそれ自体が苦痛に感じている場合」もありますので、病人を前にしての発言には気をつけましょう。